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国民・玉木代表と立民・泉代表、連合・芳野会長が会談 衆院選に向けて意見交換も「共産党とは政権担えない」

よろず~ニュース 2024年7月23日 16時22分

 国民民主党の玉木雄一郎代表(55)が23日、国会内での会見で、22日夜に都内で立憲民主党の泉健太代表(49)、日本労働組合総連合会(連合)の芳野友子代表(58)と会談したことを明らかにした。

 玉木氏は泉氏、芳野氏と〝極秘会談〟したとの一部報道に「きのう食事を泉代表としました。泉代表のみならず、連合の芳野会長と三者で会合をしておりまして、定期的にこれまでも数カ月に一度、三者で会食をしながら意見交換、政策等についての意見交換をしてまいりました。今回は私の番でしたので、私が場を設けた。きのう時点で何かこうしましょうとか、具体的なことが決まったり計画が明らかになったりということはありません」と、定期的な意見交換だとした。

 会談の中身について、玉木代表は「いろんな政策とか今後の政局について話をしました。連合のまとめたスタンスペーパーの中に、連合が応援する両党(立民、国民民主)について、基本政策について一定の合意を得て、その上で連合を入れた三者で申し合わせをして次の衆議院選挙に臨んでもらいたいということが書かれてある」と、従来の説明を繰り返した。

 その上で「同じような要請が芳野会長からありましたし、私からも基本政策の協議については、やる用意はあると申し上げました。繰り返しになりますが…やはり政権を担うということを仮に求めるのであれば、国家の運営に関わる基本政策についての議論協議というのは必要」と強調した。

 立民と共産党との連携について、玉木氏は「従来通りのことを申し上げた。共産党さんは、自衛隊は憲法に反しているという立場。自衛隊という我が国の国防において必要不可欠な実力組織を憲法に違反するということを主張しているのでは、政権は担えないし、担うべきではないので、そこの整理はきちんとしていただきたいという話は申し上げた」と重ねて指摘した。

 玉木氏によると、芳野氏も「従来申し上げていることを言っていた」とし、泉氏は「耳を傾けておられました」とした。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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