「主人公症候群」の傾向を持つ人は、より幸せな人生を楽しんでいるということが分かってきた。自分を脇役ではなく主役だと考えている人は、全体的な幸福度が高いことが研究で明らかになった。
大学生385人を対象に行われた研究調査によると、自分が主人公の物語を語るだけでも、心理的満足度を高めるのに十分であることがわかった。
米ミズーリ大学の研究チームの報告によると「人は、外的な力(や他の人)に振り回されるのではなく、主人公のように、自分自身が自分の人生の主体的な力であり、自分で決断を下すと考えるとき、より統合され、完全に機能する自分になります」
「逆に、自分自身を脇役とみなす人は、こうした欲求を満たすことを妨げられていると感じやすく、それが自己統合やウェルビーイングの低下につなるのです」
(BANG Media International/よろず~ニュース)