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ドクター・中松氏「次の選挙は100歳です」次の都知事選挑戦を宣言!石丸伸二氏には「本来は僕の票だった」

よろず~ニュース 2024年7月26日 21時13分

 発明家のドクター・中松氏(本名・中松義郎=96)が26日、都内で「96.1歳大誕生日会」を開き、「次の選挙は100歳です」と順当なら2028年に行われる東京都知事選への出馬を宣言した。100歳までの28の目標を掲げ、圧巻のバイタリティーを示した。

 中松氏は6月26日に誕生日を迎えたが、7月7日投開票の東京都知事選(落選)と重なったため、1カ月遅れの催しとなった。冒頭で「次の選挙は100歳です」と東京都知事選への再挑戦を宣言した。

 今月17日に自身のX(旧ツイッター)で運転免許更新を報告すると、高齢を理由に返納を求める声が届いたことでも注目を集めた中松氏。翌日の投稿では、現在は運転を行っておらず「私が発明した「ウクルマ(地面を浮いて走り衝撃も吸収する車)」他、高齢者等の移動に便利なクルマを完成するために日々努力をしております。災害時にガレキ、道路の寸断などを乗り越える(浮く)クルマが日常的にも高齢者等の暮らしの足になると考えております。高齢者でも事故を起こさない「ウクルマ」を運転するために免許を更新しています。これが私が返納しない理由です」と説明していた。

 中松氏はこの日「DN100-28プロジェクト」として100歳で次の都知事選に出馬するまでに行う28の目標を掲げた。その中で改めて「ウクルマ」実現への決意を表明。CO2を輩出しないガソリン車「なCARまI(ナカーマワン)」、粉塵の出ない電気自動車(EV)「なCARまⅡ(ナカーマツ)」をはじめ、新たなドローン、ロケットの開発など発明家らしい目標を挙げた。

 一方で、全米でのシンガーソングライターデビュー、ファッションショーの開催、名言集の発行、400万人を目指す自身の応援団結成、史上最高齢での映画監督デビュー、そして27番目の目標に「ファミリー全員が交代で街頭演説を行う」、28番目の目標「その他」に至るまで、硬軟織り交ぜた内容を説明した。

 この日、祝福のあいさつに、第二電電(現在のKDDI)の創業者として知られる、実業家の千本倖生氏が登場。中松氏は公開で千本氏に次回への選挙協力を求めた。千本氏は今回の都知事選で得票数2位と躍進した石丸伸二氏を強く支援しており、この日も石丸氏を引き続き支援するため、中松氏の要請を辞退する姿勢を示した。

 要請を即拒否された格好の中松氏だが「彼とは筋トレ仲間で、これからも度々会うわけだから」と千本氏を翻意させることへの自信を示した。石丸氏を「彼の能力には、僕はクエスチョンマークを持っていますね」と評価した上で、「彼の得票は無党派層が軸。本来は僕の票だったわけです。今回は急きょ立候補を決めましたから準備期間がなかった。次は4年かけてしっかり準備すれば大丈夫です」と豪語。28の目標とともに、96歳は4年後への野心を隠さなかった。

(よろず~ニュース・山本 鋼平)

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