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英音楽業界、EUでの仕事激減!2020年離脱の悪影響「回避」に四苦八苦 キム・ワイルドが告白

よろず~ニュース 2024年7月28日 15時50分

 英歌手キム・ワイルドは、ミュージシャンに対するブレグジット(Brexit=英国がEUを離脱したことを表す造語。英国「Britain」と、離脱「exit」を合体させたもの)による規制を「回避する方法」を見つけることを余儀なくされたという。1980年代に「キッズ・イン・アメリカ」などのヒット曲で人気を博したキムは、来年3月にUKツアーを控えているが、イギリスが欧州連合(EU)離脱を決めて以来、ほかの多数のミュージシャン同様、ヨーロッパをツアーするのに苦労してきたと明かしている。

 キムは、BANGショービズのインタビューで、国民投票の結果により、2020年にイギリスがEU離脱した影響を尋ねられ、「私たちはそれを回避する方法を見つけたわ。整理が必要な問題もあったし、複雑な問題も時々あった」「でも、幸いなことに、乗り越えられなかったことはなかったわね」と答えた。

 インディペンデント・ソサイエティ・オブ・ミュージシャンの調査によると、英国のミュージシャンや音楽業界で働く労働者のほぼ半数が、EU離脱後、離脱前よりもEUでの仕事が減ったと回答している。また、4分の1以上がEUでの仕事がまったくないこともわかった。

 専門家は、ブレグジットの規制によってミュージシャンとして生計を立てるチャンスがなくなってしまったと話している。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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