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あなたのデスクトップ画面は見られても大丈夫?片付けられない人と思われないための整理術

よろず~ニュース 2024年8月1日 11時30分

あなたのパソコンのデスクトップは、自分で作成したファイルや送られてきたデータによって、アイコンだらけになっていないだろうか。確かにデスクトップにファイルを置いておけば、パソコン起動時にファイルが確認できて便利だ。しかし、デスクトップにファイルのアイコンが溢れていると、思いがけないデメリットもある。

デスクトップにファイルが溢れていると「画面の中から必要なファイルを探すのに時間がかかる」「パソコンの起動が遅くなる」「人に見られやすい」といったデメリットが存在する。場合によっては外部の人間に覗き見られ、デスクトップにあるファイルの名前から、取引先や顧客の情報が漏れてしまうこともあるかもしれない。

ではデスクトップを整理するにはどのようにすればいいのだろうか。デスクトップ整理の第一歩として、まずは不要なファイルを削除しよう。

やり方は簡単だ。まずエクスプローラーを開き、デスクトップ上のファイルを一覧表示させる。次に更新日時順に並べ替えると、そのファイルをいつ保存・更新したかがわかる。最後は不要なファイルを削除するだけだ。長い期間使用していないファイルを削除対象とすれば、整理しやすいだろう。

また、アプリケーションをインストールした際、起動するためのショートカットがデスクトップに作られることがある。だが、このショートカットもデスクトップの散らかりを発生させる要因なので、極力作らないように注意しつつ、もし作成されてしまったら削除していくのも散らかり予防として重要だ。

もし頻繁に使用するアプリのショートカットであれば、スタートメニューやタスクバーに格納すれば使い勝手に支障が出ないうえに、デスクトップの整頓が保たれるだろう。Windows11の場合であれば、デスクトップにあったアイコンをドラッグしてタスクバーに入れるだけで格納可能だ。

その他のデスクトップ整理テクニックとして、これまでデスクトップに保存していたファイルを保存するためのフォルダも作成しよう。名前は「一時保存フォルダ」などがおすすめだ。そのフォルダのショートカットを作成し、デスクトップに保存すれば、デスクトップ上にファイルが置かれなくなるので、見た目がかなりすっきりする。

さらに整理をするなら、一時保存フォルダのなかに更にフォルダを作成するのもいいだろう。使用目的が主に仕事である場合には、「仕掛中」「連絡待ち」「完了」といった進行具合別に分ける方法や、「〇〇商事」「株式会社△△」など取引先別に作成する方法もある。

ここまで整理を進めたら、後は今後散らからないように工夫するだけだ。例えばデスクトップを整理するためのランチャーソフトを利用するのもいいだろう。

ランチャーソフトとは、タスクトレイに常駐したりデスクトップに表示され、ファイルやフォルダーを簡単に呼び出せるようにしてくれる便利なツールだ。これまでデスクトップに置いていたファイルやフォルダを、ランチャーソフトから起動できるようにすれば、画面の散らかりを解消できる。

プレゼンの機会や、オンライン会議で画面共有するときなど、ついデスクトップ画面が人の目につく機会がある。デスクトップ画面が散らかっていると、相手から「この人は整理整頓ができない人」だと思われかねない。スッキリしたデスクトップを手に入れて、人に見られても恥ずかしくないパソコン環境を手に入れよう。

(よろず〜ニュース特約ライター・夢書房)

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