Infoseek 楽天

注目度高まる音声配信サービス 「リアルな反応」「お手軽」「プロ仕様」特徴&メリットさまざま

よろず~ニュース 2024年8月3日 12時10分

 YouTubeやTikTokなどの動画配信アプリで自身の活動や考えを発信する人が増えている。ただ、配信には興味があるものの「顔出しはちょっと」と二の足を踏んでいる人もいるだろう。そんな人におすすめしたいのが、顔出し不要で始められる「音声配信サービス」だ。

 音声配信サービスVoicyを提供する株式会社Voicyが、2023年1月に公表した「発信活動への関心度調査」の結果によると、2023年新たに始めたい発信方法として、ブログに次いで音声配信がで2位にランクインした。実際にお笑いコンビキングコングとしてはもちろん、実業家としても人気の西野亮廣さんや堀江貴文さんなど多くの有名人やインフルエンサーが音声配信サービスを利用している。

 とはいえ、いざ音声配信を始めようと思っても「どのサービスを使えば良いか分からない」という人も多いはず。そこで数ある音声配信サービスの中から、人気の高い4つのサービスを見てみよう。

 まずは初心者でもすぐ始められる音声配信サービス「stand.fm」だ。同サービスは日本発の音声配信サービスで、会員登録をしたらすぐに音声配信ができる手軽さと、初心者でも収益化を目指しやすい点が魅力である。

 放送を収益化する方法は設定画面にて収益化プログラムという項目をオンにするだけ。これによって投稿した収録放送の再生時間やいいね数、コメント数、新規リスナー数など、さまざまな要素を勘案し、それに基づいたポイントを受け取ることができる。

 また、一時期話題になった「Clubhouse」も音声配信サービスとして忘れられない。同サービスは、音声のみでリアルタイムにコミュニケーションが取れる音声SNSだ。

 他の音声配信サービスとは異なり、同サービスでは配信内容の録音・保存ができない。さまざまなテーマの「ルーム」が作成され、会員登録をしていれば誰でも自由に会話に参加することができ、リスナーとの距離が近い点が魅力的だ。

 同サービスが公開された当初は、紹介制のシステムで誰もが自由に使える物ではなかった。しかし現在では紹介制ではなくなり、配信したいと思った人が自由にルーム作成できるように変更されている。公開当初に興味があったけれど、招待を得ることができずに悔しい思いをした人は、今から参加してみてはいかがだろうか。

 次は「Clubhouse」と同じように、不特定多数とのコミュニケーションがしやすい「X(旧Twitter)の Space機能」に注目しよう。同サービスは、X上で音声を使ってリアルタイムの会話ができる音声配信サービスで、アカウント登録さえしていれば誰でも簡単に音声配信を始めることができるのが魅力だ。

 またリアルタイム配信が基本となるため、コメントやリアクションをダイレクトに受け取ることができ、まるでラジオ番組に届いたメールを読んでいるような雰囲気を楽しめるだろう。

 最後は多くの著名人が配信をする「Voicy」だ。同サービスはビジネスマンや専門知識を持つクリエイターが多く利用している音声配信サービスである。

 配信できるようになれば、無料で使うことができて簡単な操作で配信できる。しかも同サービスには独自のファンが多く存在することから、他の配信サービスよりも注目される可能性が高いだろう。

 ただ同サービスで配信を始めるためには、パーソナリティ審査に応募し、独自の審査に合格する必要がある。しかもこの審査に合格する確率は2~5%と狭き門なのだ。そのため同サービスでの配信を希望している人は、まず「stand.fm」などで配信をして人気パーソナリティになることが必要かもしれない。

 このように音声配信サービスは数多く存在しており、それぞれ違う特徴を持っている。もしも音声配信がしてみたいと思ったら、これらの特徴を見比べて、好みのサービスを使ってチャレンジしてはいかがだろうか。

(よろず〜ニュース特約ライター・夢書房)

この記事の関連ニュース