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BTSら所属 HYBEが新成長戦略「HYBE 2.0」を発表&HYBE JAPANの会長に元SM総括社長を任命

よろず~ニュース 2024年8月2日 7時50分

 BTSやTOMORROW X TOGETHERらを擁するHYBEは1日、エンターテインメント産業において、強いリーダーシップを発揮していくための新事業戦略「HYBE 2.0」を発表した。

 「HYBE 2.0」とは、ファンダムビジネスモデルをグローバル主要市場へと拡大展開すると同時に、急速に変化する市場環境に対応して、積極的にイノベーションを実現していくという構想。既存のレーベル・ソリューション・プラットフォームで構成されていたHYBEの3大事業領域が、音楽・プラットフォーム、そしてテクノロジー基盤の未来成長事業に再編されるという。

 またHYBEは音楽事業部門において、韓国および日本のマルチレーベル事業を統括する「HYBE MUSIC GROUP APAC」を新設。初代代表には、BIGHIT MUSICの代表シン・ヨンジェが就任した。同氏は、2019年にHYBEの前身であるBig Hit Entertainmentへ入社して以来、さまざまな戦略、政策、事業モデル開発を担当。2020年よりBIGHIT MUSICの代表として、レーベルの組織・機能を強化して成功に導き、BTSやTOMORROW X TOGETHERがグローバル市場で目覚ましい成果を出せるよう、組織をリードした。

 そして、世界第2位の音楽市場である日本では、ローカライズされたアーティストの輩出と、J-POP市場への進出に注力。日本市場でのK-POPの成長の勢いと、J-POPジャンルでの存在感を同時に高めていき、HYBEが日本でも韓国での地位に匹敵する、リーディングプレーヤーとして位置づけられることが最終目標であると伝えた。

 HYBE JAPANの傘下レーベルからは、&TEAMに続く新たな日本現地化新人アーティストが発表される予定だ。

 またHYBE JAPANは、成長をさらに加速させるため、元SMエンターテインメント総括社長のキム・ヨンミン氏をHYBE JAPAN会長職に任命。エンターテインメント業界の代表的な〝日本通〟として知られるキム氏は、K-POP産業でHYBEが確立した成功方程式を日本市場に取り入れ、HYBE JAPANを日本最高のエンターテインメント企業へと、跳躍させることを目指すと伝えた。

(よろず~ニュース編集部)

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