ラッパーのトラヴィス・スコットがパリでボディガードと喧嘩し逮捕された。同市の検察当局は５ツ星のフォー・シーズンズ・ホテル・ジョージＶで喧嘩を仲裁しようとした警備員を暴行したとして、トラヴィスを逮捕したことを発表。ＮＢＣニュースへの声明にはこう記されている。「２０２４年８月９日、警察官がジョージＶホテルに呼ばれ、トラヴィス・スコットというニックネームのラッパーを警備員への暴行により逮捕したことを確認しました」「警備員はそのラッパーとボディガードを引き離すために介入しました。パリの検察局はこの事件を司法警察の第１区に委託しています」
その後、代理人がトラヴィスが無罪で釈放されたことをピープル誌に確認することとなった。
トラヴィス（本名ジャック・ベルマン・ウェブスター二世）は今年６月にマイアミで酩酊による騒ぎと警告後の不法侵入の容疑で逮捕されていた。ニューヨーク・ポスト紙のぺージ・シックスによると警察は酩酊罪で１５０ドル（約２万２０００円）、不法侵入で５００ドル（約７万４０００円）の計６５０ドル（約９万６０００円）の保釈金を設定、トラヴィスが支払ったという。
トラヴィスはマイアミ・ビーチ・マリーナで貸し切りのボートに乗っていたものの、そのボートのオーナーが警察に通報、深夜０時から１時の間にトラヴィスにボートから出て行くよう求めたそうで、警察の広報は地元メディアＷＳＶＮに「彼は酔っていて、騒動を引き起こし、何度もその場を去るよう言われていました」「トラヴィスは苛立ち始め、下品な言葉を叫び、去ったものの、邪魔しようと何回か戻ってきました」と発表していた。
（BANG Media International／よろず～ニュース）