BTSのSUGA（シュガ）が泥酔状態で電動スクーターに乗車した疑いで、警察から免許取り消し処分と反則金が課せられたことが7日に報じられた。以降、同件に関する新たな議論が勃発していると14日、韓国メディアの東亜日報が報じた。
記事によると、当時この事件を報じた一部メディアが公開した、監視カメラの映像の中の人物がSUGAではないことが判明したという。先に公開された映像の中の運転手は、九原南（ナインウォンナム）方向に走っているが、実際のSUGAは九原南側から帰宅しているため、動線が異なっているそうだ。また、最初の映像ではSUGAが電動スクーターに乗って、道路を疾走しているように見えたが、追加で公開された映像では歩道で徐行しながら、スクーターを運転していることが分かった。現在、最初の映像は非公開となっている。
誤った情報は正さなければならないが、SUGAが泥酔状態で電動スクーターを運転し、本人や歩行者にとって十分に危険な行為をしたことは事実であるため、議論はなおも続いている。
日々情報が更新され、BTSのファンであるARMY（アーミー：ファン名称）は混乱の中にいる。SUGAに失望した一部のファンはグループ脱退を要求し、所属事務所HYBE（ハイブ）へ悪質な花輪を送るなど、集団行動に乗り出した。一方で、SUGAの過ちについては「罰せられるべき」としながらも「7人での活動は、再開されなければならない」という強硬な立場を示すファンもいる。
今後SUGAとHYBEが、追加コメントを発表するか注目される。
（よろず～ニュース・椎 美雪）