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斬新すぎる実在「富士そば」メニュー、コラボの相手はロッテ!客が試される勇気 ネットは苦笑「別々で」

よろず~ニュース 2024年8月16日 11時40分

 独創的なメニュー開発で知られる、立ち食いそばチェーン「名代 富士そば」がまたも異色のそばを生み出し、SNSで注目を浴びている。その名も「クーリッシュ冷やしたぬきそば」。“飲むアイス”こと、ロッテの「クーリッシュ」とコラボしたもので、冷やしたぬきそばの上に「ミニクーリッシュ バニラ」が乗っている。8月いっぱいまで池袋店、五反田店で1日10食限定で販売されている。

 「富士そば」ならではの冷たくて甘辛いつゆと、「クーリッシュ」の甘さ・冷たさがマッチしてまさかの美味しさが楽しめる…らしい。そばには具材として白ねぎ、油揚げ、天かすが乗っており、そのままでも楽しめるが、ここに「ミニクーリッシュ バニラ」と「七味唐辛子」をトッピングすることで、甘辛いつゆにコクが出て、絶妙な味わいになるという。

 企画の発起人はアイス研究家・シズリーナ荒井氏。岐阜県のソウルフード「冷やしたぬきそば」を食べた際にこのコラボを思いつき、両社に声をかけたという。荒井氏の提案に、さすがの富士そば側も「半信半疑で試作品を食べました」と担当者。ところが、「まさかのおいしさで非常に驚いたことが印象に残っています」とイメージを覆されたという。一方、クーリッシュの担当者も「これまでにない味わいと冷涼感が楽しめ、そばとアイスの新たな可能性を切り開いた感覚」と自信をのぞかせる。

 店舗では「冷やしたぬきそば」と「ミニクーリッシュ バニラ」が別々に提供される。つまり、仕上げの「クーリッシュをそばにかける」という行程は、客自身が行わなければならない。客側にも勇気がいるシステムだ。量は「お好みで」とはしているが、怖がらずに全てを乗せるのがオススメだという。

 1日から池袋店、五反田店で“本当に”販売開始すると、SNSで「なんじゃと!?」「別々で頂きたいw」などと話題に。実際に食べてみたという人からは「普通に美味しい」「つゆに甘さが軽く加わって甘辛くなったところに乳製品のコクが合わさって最高」「思ったより甘くない。スイーツ感覚の蕎麦と言う感じで、これはアリ」などの声も。攻めたメニューだけに嗜好(しこう)に合わないという声も一部あったが、見た目のインパクトほどミスマッチではないようだ。

 池袋店、五反田店での販売は31日まで。赤坂店では9月1~30日まで、同じく1日10食限定で販売される。

(よろず~ニュース・藤丸 紘生)

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