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「きみに読む物語」アリー役ジーナ・ローランズさん94歳で死去 監督務めた息子「5年くらい認知症」と告白

よろず~ニュース 2024年8月16日 14時50分

 「きみに読む物語」などで知られた女優のジーナ・ローランズさんが死去した。94歳だった。14日(水)、カリフォルニア州インディアンウェルズにある自宅で息を引き取ったという。

 2015年に女優業を引退していたジーナさんの死因は明らかになっていないが、6月にはアルツハイマー型認知症を患っていると報じられていた。

 2024年は「きみに読む物語」の公開20周年。ジーナさんは同作で認知症を患っているヒロインのアリーの晩年を演じていた。同作の監督で、ジーナさんの実の息子であるニック・カサヴェテスはエンターテイメント・ウィークリー誌にこう話していた。「うちの母に年を老いたアリーを演じてもらったから、当時その役作りのためにアルツハイマーについてたくさん話をした。そして今、母はここ5年くらいアルツハイマーを患っている」「完全に認知症になってるよ。信じられないよね、僕らはそれを描き、彼女はそれを演じていたけど、それが僕らの現実となっている」

 ジーナさんはまた、1989年に他界した夫ジョン・カサヴェテス監督作「こわれゆく女」「グロリア」などでも知られ、両作品でアカデミー賞にノミネート、ドラマ「ザ・ベティ・フォード・ストーリー」「ジ・インクレディブル・ミセス・リッチー」「フェイス・オブ・ストレンジャー」「ヒステリカル・ブラインドネス」ではエミー賞を獲得、ゴールデン・グローブ賞にも2度輝いた。最後の出演作は2014年のコメディ映画「シックス・ダンス・レッスンズ・イン・シックス・ウィークス」となった。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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