女優ブレイク・ライブリー主演作『イット・エンズ・ウィズ・アス』に出演している女優ブランドン・スクリナー(34)が、「インターネット上で憎しみを広める」ことをやめるよう呼びかけた。
コリーン・フーヴァーによる小説『イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる』を原作とした新作は大ヒットを記録する一方で、現場で意見の食い違いが度々あったと言われている。俳優ライアン・レイノルズの妻である主演のブレイクとジャスティン・バルドーニ監督との不和が噂されていた。
そして今回、ブランドンはその噂の数々が、ドメスティックバイオレンスという映画の重要なテーマから注意をそらしているとして、インスタグラムに綴った。
「ネットで出回っていることについて触れようと思う。コリーンとこのキャストの女性たちは、希望と忍耐、そしてより良い人生を自ら選ぶ女性たちを支持している。このメッセージを強く信じてこの映画の製作に全身全霊を注いだ女性たちを中傷することは、逆効果に思えるし、この映画の本質から外れている。実際には、その逆だ」
「舞台裏で何が起ころうと起こらなかろうと、僕らがこの映画を作ろうとした意図は損なわれないし、損なわれるべきでもない。ネット上で否定的な意見が多いことに落胆している。この映画の製作に携わった中で、この映画を製作する責任を自覚していなかった人は1人もいない。ドメスティックバイオレンスという世代のトラウマを経験した、あるいは、鏡を見て自分の姿を愛することに苦悩している全ての女性に対する責任をね」
ブランドンはさらに、この映画を「しっかりして、自分の行動に責任を持たなければならない男たちに、厳しい現実を突きつける」ものであると表現。その目的は「愛と意識を広める」ことであると続けた。
(BANG Media International/よろず~ニュース)