英国王室のキャサリン妃が、予防的ながん治療を受けながら、王室の公務に復帰している。ジョージ王子(11)、シャーロット王女(9)、ルイ王子(6)の母であるキャサリン妃は、1月に公務から離れ、3月末にはがんの予防治療を受けていることを発表していた。
6月に英国君主の公式誕生日を祝う伝統行事「トゥルーピング・ザ・カラー」に出席したキャサリン妃、今月25日(日)に行われたチャールズ国王の公式誕生日のお祝いにも姿を見せ、3人の子供たちと共に手を振り、夫ウィリアム皇太子、アン王女、エドワード王子ら他の王室メンバーと一緒にいるところを目撃されている。
キャサリン妃はこれまで、「この2、3ヶ月の間、応援や励ましの優しいメッセージに圧倒されました。ウィリアムと私にとって、世界が変わるものであり、私たちふたりが辛い時期を乗り越える助けとなりました」「私は順調に回復していますが、化学療法を受ける人ならわかるように、良い日もあれば悪い日もあります。悪い日は、体が弱く、疲れていて、体を休ませなければなりません。しかし、良い日は、より強く感じられるので、元気でいることを最大限に生かしたいと思うものです」とがん公表後以来初となる声明を発表していた。
一方、同じくがん治療を受けているチャールズ国王は、ホワイトホールのホース・ガーズ・パレードでは馬の代わりにカミラ王妃と馬車から将校や衛兵を視察した。バースデー・パレードとしても知られる同イベントは、1951年に国王が3歳の時から近衛部隊を総括する組織である王室師団により行われている。
(BANG Media International/よろず~ニュース)