バーチャルYouTuber(VTuber)の湖南(こなん)みあが28日、所属事務所からの卒業を撤回した。事務所の「ななしいんく」が公式サイトに文書を掲載し報告した。
「ななしいんく」は「弊社所属タレント『湖南みあ』卒業に関するお知らせ」と題した文書を掲載。「このたび、弊社所属タレント『湖南みあ』につきまし 2024年8月末日をもって『ななしいんく』を卒業することを発表しておりましたが、2024年8月末日の卒業を撤回し、9月1日以降の活動を継続させていただくことをご報告いたします。」と伝えた。
湖南は7月2日に、8月末での卒業とVTuber活動の終了を公表。「※寿退社ではございません。」と伝えていた。
事務所の文書によると、湖南は卒業に向けての活動をしていく中で、ファンの声援や仲間たちとの絆をあらためて感じ、「ななしいんくでのVTuber活動を継続したいという気持ちが強くなっていった」という。湖南から撤回の申し出があり、事務所が意思確認・協議した上で了承した。「『湖南みあ』並びにななしいんくを応援していただいている皆さまには、混乱とご心配をおかけしてしまい申し訳ございません。一度発表した内容を撤回させていただく形となりましたこと、加えて卒業予定日直前でのご変更となってしまいましたことをお詫び申し上げます。」と異例の対応となったことを謝罪。その上で「2024年9月以降に関してはこれまで以上に精力的に活動していく所存でございますので、引き続きあたたかい応援を賜れますと幸いです。」と明言した。
湖南は自身のXで「お騒がせして大変申し訳ございません!」とコメントしている。27日には先輩VTuberの瀬島るいと「卒業までに語りたい」と題して配信していた。瀬島は28日の卒業撤回発表直後のXで「実は昨日コラボ直前に本人から『るいちゃん、言うか迷ってたんだけど実は…辞めないことにしたんだ…!』って話してくれて」と一足先に報告を受けていたことを暴露。「えええ!!まじ嬉しー!!…けど今からコラボどーしたらいんだよぉおお;;ってテンションでコラボしてたのでお互い壊れてしまいました」と配信時の心境を振り返った。
(よろず~ニュース編集部)