女優シガニー・ウィーバー(74)は、「エイリアン」シリーズでエレン・リプリー役で復帰する可能性があることが分かった。1979年の『エイリアン』から1997年の『エイリアン4』まで、人気SFシリーズでヒロインを演じたシドニーが、今後の作品に向けて扉を閉ざしたわけではないと明かしたもの。
デッドラインの取材に対し、シガニーは語った。「彼女は一度も私から遠く離れたことはないと感じるわ。でも一方で、『これをやらなければならない』 という脚本はまだ読んだことがないの」
「だから私にとっては、彼女は異次元の世界にいて、当分の間はエイリアンから守られている。それについてはあまり考えていないわ。でも完全に不可能というわけではないし、多くの優れた映画製作者がこの題材にインスパイアされているわ」
そして、「スター・ウォーズ」シリーズの新作映画『ザ・マンダロリアン・アンド・グローグー』など、現在はあまりにも「他のことで忙しい」ため、リプリー役続投については真剣に考えていないとして「世間はリプリーの映画をどれほど必要としているのかしら?でも、もしその話が持ち上がったら、考えてみたい。何度もその話はあったわ。でも私は他のことで忙しいの」と続けた。
シガニーは、リプリーが誰もが共感できるキャラクターとして描かれていたことが気に入っているという。「私が好きな点は、リプリーというキャラクターが、ほとんど常人的なキャラクターであることよ。それが女性らしく振舞ったり、女性らしい服装をしたりすることから解放してくれた。脚本家の慧眼ね。ある時点で、女性であることすら忘れてしまう。ただリプリーだとわかっていて、彼女が生き残ることを願っているのよ」
(BANG Media International/よろず~ニュース)