高市早苗経済安全保障担当相が3日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。9日に自民党総裁選への立候補表明の会見を行う予定の高市氏は出馬への決意を表明する一方、SNSで特定の候補予定者や支援する議員への誹謗中傷があることを「残念」と憂慮し、党全体への支援を呼び掛けた。
高市氏は2日深夜に更新したXで「今の日本がなすべき事は、世界の分断回避への働き掛けと、確固たる国家観による国家経営だと考えます。私は、その視点で自民党総裁選挙に臨みます。」と表明した。
その上で、高市氏は「SNSに、特定の候補予定者やその方を支援しておられる議員への誹謗中傷があると聞き、残念に思いました。候補者予定者は、皆が同じ党に集う国会議員ですから、互いに敬意を表し合い、礼節を重んじて、堂々と政策を論じたいと考えます。私を応援して下さる皆様も、同じ心で自民党への御支援をお願い申し上げます!」と呼び掛けた。
高市氏の投稿に対し、フォロワーからは「政策に対しての批判と誹謗中傷は全然違いますよね」「SNSでの誹謗中傷は、何回も問題になっているにもかかわらず、教訓とならずに繰り返し起こるのが本当に悲しいですよね」「誹謗中傷はダメですが、批判は別です、他の候補の支持者も高市さんに対してやってます」といった意見が続いた。
報道各社が8月後半に実施した「ポスト岸田」として「誰が次の総裁にふさわしいか」を問う世論調査で、高市氏は石破茂元幹事長、小泉進次郎元環境相と共にトップ3を占めた。河野太郎デジタル相、上川陽子外相、小林鷹之前経済安保相の3人が追い、茂木敏充幹事長、斎藤健経済産業相、野田聖子元総務相、加藤勝信元官房長官、林芳正官房長官らが7位以下となっている。
(よろず~ニュース編集部)