どんな瞬間に撮られた写真であっても、きれいに映りたいと思うのが人間の性(さが)。信頼できる夫に撮ってもらったら、あまりにも「盛れ」すぎてしまった人の写真が「久しぶりに写真で声だして笑った」「ママが明るくて最高」と笑いと共感を呼んでいる。
話題になっているのはX(旧ツイッター)ユーザーのべべさん(@okbebe12)が「海遊館いい思い出になったナ…♡夫に撮ってもらった写真見返そう♡と思ったら広角レンズ 王騎将軍も腰抜かすわ」と題して投稿した写真。一見、ほほえましい親子の2ショットにも思えるが、よく見るとお母さんの体格がすごいことに…! 全体を入れようと気を利かせてくれたことが災いして、広角レンズのゆがみで漫画に出てくるキャラみたいに肩幅が「盛れ」てしまっている。
ちなみに王騎将軍とは、人気漫画「キングダム」に登場する筋骨隆々のキャラクターのこと。実写映画では俳優の大沢たかおさんがその肉体を完全再現し、熱演したことでも話題になっていた。
べべさんによると、この写真には水族館から家へ帰る車内で気付いたとのこと。旦那さんは普段から家族の写真を快く撮ってくれるそうだが「なぜその構図で!?とつっこみたくなる写真が多いので、今回は大丈夫かな?」と速攻チェックしたそう。「一瞬、おっ!うまく撮れてる!と思った直後に私の体がデカすぎることに気付き、さすがに大爆笑でした」と当時の様子を振り返った。
よくよく見てみると水族館内で撮った写真は「王騎将軍」状態か、体が写っていないズームの写真がたくさん。べべさんは「後ろの魚やサメが近付いたタイミングでベストショットを撮る!と意気込んでくれていたので、私の体まで見てなかったんだろうな」と微笑ましさで笑顔が勝ったとのこと。写真について旦那さんに話すと「最初はなんとか申し訳ない表情を作ろうとしていましたが、耐えられなかったようで夫も声を出して大爆笑していました」と話してくれた。確かに見たら申し訳ない気持ちよりも笑っちゃうかも。
この投稿には4日までに26万以上のいいねが寄せられる大反響。ネット上では「大沢たかおもビックリや」「母は強し」「後でいい思い出になるやつだ」とほほえましく思う人や、「逆に利用すればムキムキになれるんだ」と広角レンズの有用性に気づく人の声が多く上がった。
また「パパのためのスマホ撮影講座開いてほしいよね」「パパあるある笑」というコメントもよく見られ、「王騎将軍」状態は全国のパパさんカメラマンによくある事象の様子。写真って撮るの難しいよね。
(よろず~ニュース・髙石 航平)