転職したにもかかわらず「思っていたのと違う」と感じた経験はありませんか?。良い意味でのギャップならば宝物を見つけたかのようにうれしく思いますが、悪い意味でのギャップに悩まされるケースも珍しくありません。株式会社NEXERはこのほど、建設・不動産・医師専門の人材紹介「株式会社RSG」と共同で、事前調査で「転職をしたことがある」と回答した全国の男女500人を対象に行った「転職後のギャップ」に関するアンケート結果を公表した。
転職後の企業に良い意味でギャップを感じたことはあるか聞いたところ、51.6%が「ある」と回答。「しっかりとペアで仕事ができるのと、休日中に出勤させられることもなくしっかり休めるところ」(20代・男性)、「アラサー非正規の自分なんかにはきっと誰も期待しないし冷たくされるんだろうなと思い入社してみたが社員みんな暖かく、正規非正規関係なく誰でも1人の人間として尊重してくれる職場だと感じた」(20代・男性)、「職員同士が仲良く、休みもとりやすかった」(30代・女性)、「堅苦しいのかと思いきや、軽い感じで親しみやすい環境だった」(40代・女性)などの声が寄せられた。
一方で、転職後の企業に悪い意味でギャップを感じたことはあるについては、47%が「ある」と答えた。主な例として「自分で配属先を決める事は出来るが、面談時と配属後の現実との差を感じたことがある」(20代・女性)、「社内規定や福利厚生が曖昧、労働条件明示書等の書類関係の交付がない」(20代・女性)、「想定より仕事量が多く、求められる知識も多く、レベルが高かったこと」(30代・女性)、「聞いていたのと残業時間の長さが全く合わなかった」(40代・男性)、「タイムカードが存在せず、残業がカウントされなかった」(40代・男性)などが挙げられた。
転職後のギャップがないよう転職前に工夫していたことでは、18.2%が「ある」だった。具体的な例として「色々なサイトで口コミを確認した」(20代・女性)、「下調べもよくするし面接の時に疑問を聞いておく」(30代・女性)「就職掲示板などで現役、元社員の口コミを探した」(40代・男性)、「入念な下調べ。面接時に詳しく話を聞く」(40代・男性)、「転職エージェントを通じての転職が多かったのですが、エージェントを通じて会社の環境や文化などの情報を積極的に入手するようにしました」(40代・女性)などがあった。
(よろず~ニュース調査班)