「ミスFLASH2025」(光文社主催)のファイナリストお披露目会見が16日、都内で行われた。セミファイナルの総合1位に輝いた葵成美(24)は〝サーキットのリトルエンジェル〟の愛称でレースクイーンとして活躍中。「モータースポーツの魅力を広めてきたい」とグランプリ獲得後の青写真を描いた。
19回目を迎えた歴史あるミスコンテスト。20人のファイナリストが水着姿で意気込みを語る中、葵はビキニ姿でフラフープを回しながら「絶対にグランプリを獲って、ファンのみんなに恩返しがしたいです。最後まで戦い抜くことを誓います!」とストレートな所信を表明した。セミファイナルの8項目中6項目で1位に輝いた勢いに乗っている。「グラビアの賞レースは最初で最後にしたい。私はグランプリになってからの活動を大切に考えているので、肩書として絶対にゲットしたいです。グラビアとの二刀流で、モータースポーツの魅力をもっと広めたい」と意気込んだ。佐々木萌香、名取くるみ、相沢菜々子らの系譜に連なるつもりだ。
葵は三重県出身で大学時代に配信活動をする中、伊勢崎オートレース場のイメージガール就任を経て、2021年からレースクイーン活動を開始。身長155センチとレースクイーンとしては小柄だが、〝サーキットのリトルエンジェル〟の愛称でSUPER GTでも活躍中だ。ただ「この身長は8割方マイナスです。レースクイーンは高身長が求められるんです。1人ではなく5人とか複数で活動するので、全体のバランスが大切。低身長では書類選考で落ちちゃったりするんですけど、『ミスFLASH』などの肩書、これまでの人気が認められることがあります」と実情を吐露。「低身長でいいことは、チームで並んだときに絶対真ん中になることくらいかな」といたずらっぽく笑った。
多様性が重視される近年。「レースクイーンは女の子のイメージが強いと思いますが、今年から『レースアンバサダー』に正式名称が変わりました。男性の方も入ってきています。子供から大人まで様々な方が楽しめる機会が増えると思います」と語った。有栖未桜らレースクイーン仲間からも応援を受けているといい、「リツイートしてくださったり、その女の子のファンが私のグッズを買ってサーキットに来てくれたり」と感謝を口にした。
これまでに多くの飛躍を生んだグラビアとレースクイーンの二刀流。葵は「サーキットに出ると小麦肌になるのですが、フレッシュな感じでグラビア活動につなげたいですね」と先を見据えていた。
ファイナルステージの審査期間は今月17日から10月11日まで。12月にグランプリ数人が発表予定。
◆ファイナリスト20人 葵成美、丸山りさ、穂村ゆうか、鳥海かう、村松亜理、尾崎明日香、MAHO、ぬ。みる、葵くみ、想﨑みや、今野夢子、佐藤優衣、宮本なる、和智日菜子、髙橋七瀬、橘美羽、秋月みく、小島里奈、榊原明日美、白石希望
(よろず~ニュース編集部)