芸能事務所「アミューズ」法務部が22日、公式X(旧ツイッター)を更新。今年5月にインフルエンサーの滝沢ガレソ氏によって拡散された歌手で俳優の星野源に対する「臆測」投稿について、事後報告を行った。
事の発端は5月22日。ガレソ氏が「超有名女優とドラマ共演して電撃結婚した男性歌手がNHKアナウンサーと不倫をしており、その男性歌手の所属事務所が10億円を払って記事をもみ消した」という趣旨の投稿を自身のXで発信。それをきっかけに、ネット上では投稿の条件に当てはまる星野源などがトレンド入りするなど、大きな憶測を呼ぶ事態となっていた。
これに対して翌5月23日の早朝にアミューズの法務部が声明文を発表。「滝沢ガレソ氏によるXでの投稿に関連して、アミューズ所属の星野源の名前を挙げての憶測が拡散され当社にも多くのお問合せが寄せられています。星野源において当該投稿にある事実は一切なく、また当社が記事をもみ消した事実も一切ありません」と疑惑を否定。「虚偽の情報の拡散、発信には法的措置を検討いたします」と星野に向けられたネット上での憶測に対して強く抗議していた。
その後、表だった動きはなかったが、約4カ月が過ぎた9月22日にガレソ氏が「【ツイ消し報告】先日投稿した某男性タレントの不倫と所属事務所による揉み消しに関する情報募集ポストについて、裏付ける証拠が集まらなかったため削除しました。 ご迷惑をおかけした方々にお詫び致します」として該当ポストの削除を報告。あえて「某男性タレント」と名前については言及しなかった。
これを受けてアミューズ法務部が声明文を発表。「本日、滝沢ガレソ氏が当該投稿を削除し、『ご迷惑をおかけした方々にお詫び致します。』との謝罪文言を含む投稿を『X』にて行いました」と謝罪があった事を報告し、「同氏による投稿は当社所属アーティスト及び当社の名誉を著しく毀損する事実無根のものでありましたが、当社は本件のような事実無根の情報拡散、誹謗中傷に対し、今後とも、厳正な姿勢で臨みます。皆様におかれましては、SNSを含むインターネット上での憶測や虚偽の投稿には、くれぐれもお気を付けください」とその他ネットユーザーにも注意喚起を呼びかけた
(よろず~ニュース編集部)