モデル、女優の高井真菜(27)が23日、都内でファースト写真集「高井です。」(ワニブックス)の発売記念イベントを行い、開始前に取材に応じた。
黒を基調としたワンピース姿の高井は「出来上がった写真集を見て感動しました。お話をいただいた時は認知度や支持が高くなってからと思い、お断りしようと思いました。だけど、お話を聞いて挑んで良かったです。雑誌にもほとんど載ったことがないのに、紙の写真集で私が表紙で感動しました」とニッコリ。7月に沖縄で、モデルとは異なり「キメないように。ポーズを委ねて素のままで」をテーマに撮影。自然体で健康的な笑顔、170センチの長身が印象的な美ボディの魅力が大胆に解放された。
高井は2022年に放送が開始され、ハチャメチャな展開かつ濃厚な人間ドラマで人気を集めたスーパー戦隊シリーズ「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」(テレビ朝日系)で最終盤に登場した敵役ソノゴ役で注目を集め、写真集オファーの契機となった。大胆な半裸の表紙カットでは、ソノゴの変身後の姿と同じ紫色の羽を手にしている。
高井がモデル業から、役者へと仕事の幅を広げようとした際に出会ったのが「ドンブラザーズ」だった。「役者をしたくてフリーランスになったタイミングで、事務所が決まらなくて映像資料を作っている最中、『ドンブラザーズ』を1話から見ていました」と、その内容に感激。自ら関係者に直談判し「スーパー戦隊シリーズ」への出演を訴えた。次作の「王様戦隊キングオージャー」のオーディションに参加したものの落選。だが、ソノゴ役のオーディション参加を呼びかけられ、合格を射止めた。
高井は「ありえないような、ありがたいご縁でした。最後の6話だけでしたが、1年間続けられてきた役者さん、スタッフさんがすごく優しくて、しっかりと爪痕を残すことができました。フォロワーさん、私の活動を追って下さる方が増えました。役者だけでなく、人として成長できた大切な作品です」と感慨を口にした。
〝本格グラビアは最初で最後〟と意気込んだ写真集。「グラビアは最後と思っています。でもご縁があれば」と含みを残し、反響次第では再挑戦もありそうだ。自己採点は100点満点で130点。「27歳なら芸能活動の集大成として写真集が出ると思いますが、私の場合は『はじめまして』。ここからがスタートだと思うので。これから後に写真集を手に取ってくれる方が増えて、点数が上がるようになりたい」と〝満点超え〟の理由を明かした。「大好きな映画に出演して、見てくれた方に何かを与えられる役者になりたい。そのために一つ一つ丁寧に進んでいきたいですね」と今後を見据えていた。
(よろず~ニュース編集部)