昨年11月に死去したシンガー・ソングライターのKAN(本名・木村和)さんの誕生日である24日、公式X(旧ツイッター)に絵画とともに「たんじょうぴありがとう」(原文ママ)とメッセージが添えられた。ファンから多くの声が寄せられている。存命なら62歳を迎えていた。
絵画は鯉のぼりと列車、飛行機など、KANさんが幼い頃に描いたものと思われ、「きむらかん」とひらがなで署名されている。コメント蘭には「お誕生日おめでとうございます」「これからも見守り続けて下さい」「これからもずっと、9月24日は私の特別な日」など、自身の近況を天国のKANさんに報告するような内容が多く寄せられた。
KANさんは福岡市出身。87年にデビューし、90年発売のアルバム「野球選手が夢だった。」に収録された「愛は勝つ」がシングル曲として発売されると、91年に200万枚以上の大ヒットを記録。同年の日本レコード大賞のポップス・ロック部門に選出。「まゆみ」「言えずのI LOVE YOU」「丸いお尻が許せない」など多くの楽曲を残した。明るく賑やかなラジオ、ライブパフォーマンスでも多くの支持を集めた。
命日となる今年11月23日にはトリビュートライブ「KANタービレ~今夜は帰さナイトフィーバー~」(神奈川・ぴあアリーナMM)が予定されている。ホストをスターダスト☆レビュー、馬場俊英、スキマスイッチ、秦基博が務める。参加ミュージシャンにはASKA、K、桜井和寿(Mr.Children)、佐藤竹善(Sing Like Talking)、塩谷哲、杉山清貴、谷村有美、トータス松本(ウルフルズ)、林幸治(TRICERATOPS)、藤井フミヤ、山崎まさよし、和田唱(TRICERATOPS)が予定されている。
(よろず~ニュース編集部)