父親は、子供の匂いが嗅ぎ分けられるということが分かってきた。ドイツのドレスデン工科大学が実施した新たな研究で、父親は子供の着た衣服の匂いを3分の1の確率で正しく嗅ぎ分ける結果が得られた。
この数値は一見低いとも見えるものの、父親が適当に予測した場合の成功率17%に比べると大幅にアップしている。
また、父親は自分の子供の匂いを好むことも判明したものの、思春期を迎えてからの匂いは必ずしも好みではないという。赤ちゃんの匂いと親と子の絆を深めることとの関連によるものとされている。赤ちゃんの匂いの心地よさは親のストレスを軽減することも示された。
今回の研究についてサイコロジー&ビヘイビア誌には「母親同様に、父親も思春期初期を除き発達の全期間に渡り自身の子供の体臭を認識することができました」と発表された。
(BANG Media International/よろず~ニュース)