一つあると何かと便利でオシャレな気分になれる小物入れ。そんな中、雑貨職人さんが作り出したあまりにも「ある食材」にソックリかつ、見た目が〝刺激的〟すぎる小物入れが話題になっている。
話題の小物置きを製作したのはX(旧ツイッター)ユーザーのkanapeiさん(@kanapei_fflab)。見た目はどう見たって、家庭でもよく見る「納豆パック」。ご丁寧に取り切れなくてモヤッとしてしまう数粒の豆の残りや、透明なフィルムまで同梱。心なしか納豆のにおいもただよってくるような…。でも、これ正真正銘、「小物入れ」なんです。
kanapeiさんによると「リアルなものを作りたい」という思いから、本物の納豆パックを使った作品を検討していたとのこと。ただ納豆パックのガラのみを購入する場合、最低購入個数はなんと「1300個」。それでも製作欲が勝り、思い切って購入。「試作を重ねた結果、小物入れにしたら最低で面白いのではないかと思い作成しました」と今回の作品の完成に至った。
こだわりは豆などの色使いで、「たくさんパターンを作ったうえで、今の色に落ち着いた」と話してくれた。また小物入れとして機能させるために、納豆パックの中面はツルツルになる仕様に。裏には重りをつけて安定するように工夫されている。製作期間は一つにつき3日間とのこと。なかなか大変だ。
作品の完成自体は今年3月だったが、9月にインフルエンサーがこの「納豆パック」がプレゼントされたことを投稿したところ、大バズり。「リアルすぎて匂いまでしそうw」「小物入れと知らない人からしたら、嫌がらせかと思う完成度だ」「クオリティ高すぎる」とネット上ですぐさま拡散された。
ただ前述の通り、製作には時間がかかる商品。kanapeiさんは「めちゃくちゃ申し訳ないのですが、ものすごい反響いただいておりまして半年待ちにしたにも関わらずそれでも一晩で完売となってしまいました」と話してくれた。余裕ができれば再販の予定とのこと。うれしい悲鳴ですね。
(よろず~ニュース・髙石 航平)