れいわ新選組の山本太郎代表(49)が、18日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。76歳で死去したことが17日に報じられた俳優の西田敏行さんを追悼した。
山本氏は「西田親分が旅立たれた」と書き出し、映画「ゲロッパ!」で、大のジェームスブラウンファンのヤクザの親分役として西田さんが出演し、元俳優の山本氏がその子分役で共演したことがきっかけで「親分」と呼ぶようになったと説明した。
映画「釣りバカ日誌」などでも共演したという山本氏は、撮影の合間にカラオケや食事で同席したとして「何度もご馳走になった」「みんなでカラオケに行き、『与作』をフランス語で歌い、締めには『もしもピアノが弾けたなら』まで聴かせてくれる夢のような時間を過ごさせてくださった」と振り返った。
西田さんの人柄を「ビッグネーム、超名優でありながら、誰に対しても優しく、常にみんなを笑わせてくれる、大きな人だった」としのんだ。
コロナ禍では、タレントや俳優のために先頭に立ち、声明などを出していたという西田さん。山本氏は「損失補填など党として求めていたが、当時議員バッジを失っていた自分は、国会で直接求められない状況に歯痒い思いをした」とし、「その思いをメールしたら、頑張れ!って逆に励まされたことを思い出した」と、政治家になってから西田さんとのやりとりを明かした。
山本氏は「親分、本当にありがとうございました。またあちらで与作、聴かせていただける日を楽しみにしてます」と悼んだ。
(よろず~ニュース・杉田 康人)