ビデオゲームが、運動よりも若返りに効果的だという調査結果が出た。新たな研究でビデオゲームによって脳年齢が下がることが判明。『グランド・セフト・オート』や『マインクラフト』などを定期的にプレイしている人は記憶力、注意力、推理力が高く、10歳以上年下の人と同じ精神力を保っていることがわかった。
今回1000人以上を対象にした脳検査のデータをゲームの頻度やライフスタイルに関するアンケートと比較したところ、一般的に推奨される週150分の運動をしているが、ゲームをしない人々は、認知能力の向上が見られない結果となった。
カナダのウェスタン大学の神経科学者、エイドリアン・オーウェン教授は説明した。「最近のゲーマーがするゲームは消費者向けの脳トレゲームとは全く違います。非常に参加型で戦略的、高いレベルの反復や練習を通じて視覚的注意力、処理速度、問題解決能力を高める可能性があります」
「ゲーマーなら誰でも、そういったゲームが脳の報酬系を活性化させ、ドーパミンといった神経伝達物質を放出するよう設計されていることを知っています。これは認知機能にも長期的な影響を及ぼす可能性があります」
(BANG Media International/よろず~ニュース)