大阪モノレール南摂津駅から摂津駅方面に向かって歩くこと15分。新幹線がずらりと並ぶ姿が見えてくるのは、大阪府摂津市にある鳥飼車両基地だ。新幹線「のぞみ」「こだま」「さくら」「みずほ」などが入れ替えする様子や勢ぞろいする姿には圧倒される。
出発する車両を間近で通過する様子を見ることができるポイントは、基地に向かう途中の東海道新幹線の高架を抜ける手前を右に入り、新幹線の高架に沿って5分ほど歩いた沿道から楽しめる。手が届きそうなくらい近くを通過するドクターイエローの姿には感動した。来年の引退までにはぜひ行ってもらいたい。
基地の奥をさらに摂津方面に向かって北へ10分ほど歩くと新幹線公園の案内看板があり、突き当たりを右に曲がると入ると到着する。団子鼻で有名な0系新幹線とEF15型120号電気機関車が並んで展示されていて、毎週日曜日の午前10時から12時と午後2時から4時まで公開されている。鉄道ファンだけでなく、親子連れも楽しめる。
同公園からは隣接する大阪貨物ターミナル駅の操車場を見ることができ、北海道や九州などから運んできた貨物機関車と貨車の入れ替え作業を見物できる。入線メロディーが鳴ると公園奥側から列車が入線し、貨物の詰め替えをしたのちに各方面へ向けて出発する。東海道線や山陽本線では見られない特別なシーンを目の前で見られる場所はここだけ。撮影方法に関しては、柵があるため脚立があると便利だ。休日に出かけてみてはいかが。
(よろず~ニュース・KEISUKE)