衆院選が27日、投開票され、埼玉14区(草加市など)で国民民主党前衆院議員の鈴木義弘氏(61)が当選を確実にした。
公明党の石井啓一代表(66)は敗れた。比例北関東ブロックへの重複立候補もしていないことから、落選が確実になった。公明代表が落選するのは、2009年の衆院選で太田昭宏氏が落選して以来15年ぶりとなる。
国民民主党の玉木雄一郎代表(55)は28日、会見で鈴木氏の当選確実に触れ「よく頑張ったと思いますし、榛葉幹事長も私も、公示前でありましたけれども、幹部も入った重点的な選挙で臨んだ」と振り返った。
石井氏の落選については「有権者が自公という…政党は違いますけれど、全体でやっぱり政治とカネの問題を厳しく公明党にも向けた。隣の選挙区ですけど、自民党が非公認なのに公明党が推薦していたり。明らかにバーターになっているんじゃないかとか、裏でいろんなことやっているんじゃないかとか…ある意味の不透明さとか裏で何かやってるということに対してのわかりにくさの結果」と断じた。
(よろず~ニュース・杉田 康人)