ネットフリックスが、元ワン・ダイレクションのリアム・ペインさんが出演している新オーディション番組『ビルディング・ザ・バンド』の配信を延期した。ブエノスアイレスのホテルのバルコニーから転落し、31歳で帰らぬ人となったリアムさんは、今夏に番組の撮影を終えたばかりだった。ネットフリックスはリアムの遺族と話し合った上で、配信の時期を決める意向だという。
ある情報筋は、ザ・サン・オン・サンデー紙に語った。「決断を下すにはまだ早すぎますが、番組が棚上げされたわけではありません。撮影は夏の終わりに終了しました」「ネットフリックスは、時期が来ればリアムの家族と、このシリーズ、そして公開時期について話し合うでしょう」
「関係者全員が打ちのめされており、遺族のことを想っています。番組の配信を急いでいませんし、そのプレッシャーもありません。ただリアムへの美しいトリビュートとなり、他界する数ヶ月前の彼のベストな姿をとらえたものになるでしょう」
バンドとしてのデビューを夢見る50人からメンバーを選出する同オーディション番組でリアムは、デビューのきっかけとなった2010年の英版『Xファクター』でワン・ダイレクションのメンバーとして自身を選んだニコール・シャージンガーや元デスティニーズ・チャイルドのケリー・ローランドとともにメンターを務めている。
(BANG Media International/よろず~ニュース)