愛くるしい表情や行動に多くの人が癒されている猫。家族として一緒に過ごす人も多く、誰もが「うちの子が一番」と思っているに違いない。なかには猫の変わった一面をSNSに投稿する愛猫家もおり、普段の姿を漫画にしている飼い主もいる。
以前Xに「筆坊日記」というアカウントからポストされた『うちの猫は様子がおかしい。まとめ』は、黒猫「筆坊」の行動を描いた作品で、人気を博して2.5万もの「いいね」を獲得。猫好きなら納得するようなあるあるや、筆坊のユニークな習性に惹かれる読者が後を絶たない。
筆坊の可愛らしくもあり、変わった行動といえば、「飼い主が驚くまでおどろかしてくる」「やんのかポーズから左右の空中猫パンチ」「たまにザリガニみたいに両手を広げて威嚇」などが挙げられる。読者からは「独特な筆坊ちゃんが愛おしすぎる」「笑える系かと思ったら、最後に泣かせにくるのやめて(笑)」などの声が。そこで作者に『筆坊日記』を描くことになったきっかけについて話を聞いた。
―同作を描いたきっかけを教えてください
懐かないな、さびしいなという愚痴みたいな日記が始まりでした。でも描いてるうちに少しずつ愛着がわいてきました。
―同作を描いた中で「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください
筆坊が徹底して自分本位なところでしょうか。不思議とそこがかわいく思えるので。
―漫画においての筆坊は他の猫のイラストと違う独特な愛くるしさがあるように感じたのですが、こういった画風になった経緯をぜひ教えてください。
筆坊のクワッと目を見開いた変な顔と、半長毛ぎみの短毛を絵にしてみたら、あんな感じになりました。ホラー的な表現が好きなので、その影響もあるかもです。
―読者に向けてメッセージをお願いいたします!
読んでくださってありがとうございます。ご感想のひとつひとつもとても嬉しく、筆坊に見せたりします。猫語の翻訳機があればいいのにと、このときほど思うことはありません。
(よろず~ニュース特約・カキMONO.1)