リアム・ペインさん(享年31)の遺作シングルのリリースが中止となった。遺族への配慮から『ドゥ・ノー・ロング』の発売が見送られた。リアムさんは10月中旬にブエノスアイレスのホテルのバルコニーから転落し帰らぬ人となった。
グラミー賞受賞プロデューサーのサム・パウンズは「ネガティブな反響を消し去るため」、リアムさんと一緒に制作した同曲の11月1日のリリースを発表していたものの、遺族の悲しみを思いキャンセルに踏み切ったとしている。
サムはインスタグラムに綴った。「今日僕は、『ドゥ・ノー・ロング』をリリースせず、遺族の方々へ自由を優先することに決めた。売り上げは全て彼らが選んだ(もしくは望む)チャリティに寄付したいと思っている。この曲が大好きだけど、今はその時じゃない」「僕らはまだリアムの死を悼んでいるし、遺族には安らかな祈りの時間を過ごしてほしい。僕らは皆待つ。愛をこめて。サム・バウンズ」
一方、ある関係者は、ユニバーサル・ミュージックの上層部がリアムの新曲について、ワン・ダイレクションのファン層を獲得できないと判断していたことをDailyMail.comに明かしていた。
「リアムは好きな音楽を作りたかったのですが、レーベルはそれが1Dのファンを掴まないと考えたことで、売り出し方に相違がありました。音楽業界全体がコスト削減でカットやリストラを行っている中、ユニバーサルはリアムを降板させ他のアーティストに投資することを決めたのです」「彼は裕福ですし、お金は必要ありませんが、グループ(1D)の他のメンバーと競争しなければいけないプレッシャーに常に晒されていたことで苦しんでいました」
(BANG Media International/よろず~ニュース)