体形や体重が気になってダイエットをしたいが、運動するにも時間がなくて…と悩んでいる人もいると思います。株式会社エミリスはこのほど、ダイエット経験がある男女503人を対象に行った「運動する時間がない場合のダイエット方法に関する意識調査」の結果を公表した。
「運動する時間がない理由」で圧倒的1位は「仕事が忙しい(66.8%)」で全体の7割近くを占めた。主な回答として「毎日仕事があり、帰りが遅い」(20代女性)、「自営業なのでプライベートと仕事の境界が実質ない。外で運動する時間があればなんらかの作業を進めたい」(30代男性)、「残業が多い会社で責任ある立場だったので、途中で切り上げて帰ることが難しかった」(50代以上男性)などがあった。
2位は「家事が忙しい(27.6%)」、3位に「育児が忙しい(22.3%)」が続いた。同調査では、やらなければいけないことで忙しく、運動する時間を確保できない人が多く、また仕事や家事・育児などで疲れがたまることにより、「運動するより休みたい」と感じる人も多いと推測できるとしている。
運動する時間がない場合のダイエット方法に関しては1位は「食事制限(61.0%)」だった。具体的な方法として「食事を低カロリーにして1日2食にする。夜6時以降は食べないようにする」(20代男性)、「炭水化物摂取は1日1回。他の2食は炭水化物を食べない」(40代女性)、「食事を抜くのはダメなので、食べる量を2/3くらいに減らす」(50代以上男性)などが挙がった。
以下、2位には「ながらダイエット(24.7%)」、3位に「自宅でできる運動(12.5%)」、4位に「徒歩・自転車で移動(10.7%)」が入った。同調査ではダイエットの基本は、消費カロリーと摂取カロリーのバランスなので、「運動による消費カロリーを増やせないなら、食事の摂取カロリーを減らそう」と考える人が多いとみる一方、まとまった運動時間はとれなくても、できるだけ体を動かして消費カロリーを増やし、ダイエットにつなげている人も多いことが伺えるとしている。
(よろず~調査班【ライフ】)