世界的歌手プリンスさんの妹が64歳で死去　ミュージシャンとしても活動、6月の公演は体調不良で中止

　2016年に亡くなったミュージシャン、プリンスさんの妹で歌手のタイカ・ネルソンさんが死去した。64歳だった。6月にニューヨークで予定されていたさよならコンサートを中止するなど、体調を崩していたタイカさんが4日に他界したことを遺族がミネソタの地元紙に明かした。死因については公表されていない。

　タイカさんは1988年から2011年にかけて4枚のアルバムを発表、88年には「マーク・アンソニーズ・チューン」でビルボードのR&B／ヒップホップチャートで33位を記録した。生前には、自身の半生を綴った回顧録の出版を企画していたという。

　音楽界のアイコンであったプリンスさんは、16年4月21日、ミネソタ州チャナッセンにあるペイズリー・パークの自宅で、フェンタニルの過剰摂取により57歳で他界している。