ヘンリー王子(40)が、ドナルド・トランプ氏が米大統領に再選したことを受け、政治に関与しないよう要請される可能性があることが分かった。ヘンリー王子は元々、英王室から政治問題に干渉しないよう命じられて育ったが、妻のメーガン妃は以前トランプ氏について批判していた過去がある。
今回2004年から11年までチャールズ国王とカミラ王妃のために働いていた元英王室執事のグラント・ハロルド氏による、11月24日のトランプ氏の大統領就任にあたってのコメントをデイリー・エクスプレス・オンラインが伝えた。
「歴史的に王族は政治に関与してきませんでした。今回どうなるのかは見ものであります」「王族は気候変動など政府が取り組んでいる問題に触れることはあります。しかし政治に関わるというのは紙一重です。ヘンリーがこのようなことをすれば厄介なことになります」「彼はおそらくそうしないよう頼まれるでしょうね。もちろんですが、王族は投票に行かないように奨励されています」
メーガン妃がトランプ氏について「分断的」で「女性差別的」と批判したことで、同夫婦はトランプ一家とは、ある意味対立してきたという見方もある。
ヘンリー王子は過去に薬物の使用を認めているにも関わらず米国ビザが発給されている現在進行中の問題について、複数のコメンテーターはトランプ氏がその権力を使い王子のビザを取り消す可能性があるとしていた。
しかし、ハロルド氏は主張した。「トランプ氏が当選したからといって、メーガン妃やヘンリーが住む場所に影響が出るとは思いません。突然の出国はないでしょう。あるとしたら個人的な理由によるものです」「ヨーロッパに戻りたいと言われていますが、いずれにせよ個人的な理由で政治的なものではないでしょう。住みたい場所に住むでしょうし、それが王室の近くにいれるようヨーロッパになる可能性もあります」
(BANG Media International/よろず~ニュース)