日本保守党代表で、ベストセラー作家の百田尚樹氏(68)が9日、自身のX(旧ツイッター)を更新。政党要件を得た衆院選(10月27日投開票)後、個人でのX投稿をやめると宣言していたが「私、百田尚樹は10年以上、エックス(旧Twitter)でくだらないことをポストしてきましたが、本日をもって、このアカウントでのポストをやめることにいたします」と、フォロワー約64万人のアカウントを宣言通り封印した。
国政政党の党首となった百田氏は「しかしエックスから完全に去るわけではありません。新たにアカウントを作り、今後は日本保守党の党首として発言します。したがって、そこでは百田尚樹の個人的な主張や感想などはポストしません。ご了承ください」とし、日本保守党党首としてのアカウントを、9日午後に開設。スタート後3時間で、早くも約2万8000人がフォローした。
党事務総長の有本香氏(62)は「百田尚樹さんのX(旧Twitter)アカウントは、閉じることになりました。あれこれ物議を醸したりもしましたが、あの横向き卵アイコンがなくなると淋しくもなりますね」と惜しみつつも、党代表としての新しいアカウント開設を報告した。
さらに「百田さんがX個人アカウント閉鎖を考えたのは夏頃だったと聞いた。衆院選の終盤、『選挙終わったらXやめようと思う』と聞かされた。『保守党はいずれ国政政党になるやろから、ここらが潮時かなと』。党首の予感どおり、日本保守党は国政政党になりました」と、経緯を説明した。
有本氏は「私は百田さんのヘッダーを引き継ぎます」とし、百田氏が個人のXで使用していた後頭部が光る画像を使用し始めた。
(よろず~ニュース・杉田 康人)