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コウモリは“俊足”だった!ランニングマシンで激走する姿が話題 血液だけのエサでパワー全開 カナダで研究

よろず~ニュース 2024年11月17日 15時0分

 コウモリって、こんなに足が速かったのか!?―。ランニングマシンを走る吸血コウモリの姿が話題になっている。

 空を素早く飛び回っている姿は誰もがしっているはずだが、“猛スピード”で走る姿を見たことがあるのは、意外に少ないのではないだろうか。

 血液だけを摂取して生活する吸血コウモリがどうやってエネルギーを得ているのか。代謝のメカニズムを解明する実験がカナダのトロント大学スカボロ校で行われており、その姿は必見だ。

 研究によると、吸血コウモリは走るだけでなく飛行のエネルギー源としてもアミノ酸を燃焼している可能性が高いという。このことは、他の生物の代謝メカニズムや食生活に関する進化を解明する手助けになる可能性もあるという。

 多くの哺乳類とは異なり、吸血コウモリは血中のアミノ酸を即座に燃焼する。実験をマクマスター大学のジュリア・ロッシ博士は「ヒトがタンパク質中心の食事で生きているように、コウモリは血液だけを栄養源にするよう、数百万年かけて進化してきた。血液だけを食料にできるよう、体内のさまざまな器官が適応している」と話した。

(ロイター/よろず~ニュース編集部)

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