故ジョージ・ハリスンさん(享年58)のギターが、オークションで127万ドル(約2億円)で落札された。1959年に当時16歳で見習い電気技師だったジョージのために母親が58ポンド(約1万1000円)で購入。ギター「レゾネット・フューチュラマ」は、長年に渡り320回以上のビートルズのライブで使用されていた。
今年、別のオークションでは、ジョン・レノンのアコースティック・ギターが285万ドル(約4億4000万円)で落札されていた。そのオークションのエグゼクティブ・ディレクター、マーティン・ノーラン氏によると、「(今回の出品物は)ロックンロールの歴史において最も重要なギターのひとつであり、ビートルズのサウンドを形成した」と説明。
このギターは、ジョージの楽器の最高落札価格の世界記録を打ち立てたそうで、これまでにエリック・クラプトンやカート・コバーンのギターも100万ドル(約1億5000万円)以上で落札されているという。
予想落札価格が60万ドルから80万ドル(約9200万円から約1億2000万円)だった同ギターの説明欄には、「リバプールのキャバーン・クラブでの素晴らしい夜から有名なハンブルグ・デイズまで、ビートルズ初期の数え切れないほどの画期的なパフォーマンスで演奏された」と記されていた。
(BANG Media International/よろず~ニュース)