ウィリアム皇太子とキャサリン妃の夫妻が、17歳で他界したリズ・ハットンさんを「勇敢で謙虚」だったと追悼した。希少ながんの闘病生活の末、27日に帰らぬ人となったリズさんは、生前写真家を目指していた。10月にはウィンザー城に招待され、皇太子夫妻と面会していた。
「リズ・ハットンさんが亡くなったと聞いて、とても残念です」「こんなに勇敢で謙虚な若い女性に出会えて光栄でした」「私たちの想いと祈りは、リズさんのご両親ヴィッキーさんとアーロンさん、そして弟のマテオさんと共にあります。WとC」と夫妻はインスタグラムストーリーに綴った。
線維形成性小円形細胞腫と診断され、余命半年から3年と宣告されていたリズさんの訃報を母親のヴィッキーさんが伝えた。
「私たちの素晴らしい娘リズが、今朝早くに亡くなりました。彼女は最後まで希望を失いませんでした。昨日でさえ、彼女はまだ計画を立てていました。私たちは、昨年彼女が見せてくれた優しさ、共感、勇気をとても誇りに思っています」
「彼女は驚異的な写真家であっただけでなく、最高の人間であり、私たちが求めることのできる最も素晴らしい娘であり、姉でした」「彼女ほど生きるために懸命に戦った人はいないでしょう。私たちの人生にはリズ型の穴がぽっかりと空いていて、これからどうやって埋めてゆけるのかわかりません」
ウィリアム皇太子は、ヴィッキーさんがXに投稿したリズさんの「写真撮影のバケットリスト」のことを自らがパトロンを務めるロンドン航空救急チャリティから聞き、ウィンザー城で行われた叙勲式の写真撮影をリズさんに依頼していた。
キャサリン妃は今年、腹部手術やがんの予防的化学療法を受け療養を続け、徐々に公務に復帰している。
(BANG Media International/よろず~ニュース)