大阪府知事で、日本維新の会の吉村洋文代表(49)が4日、府庁での囲み会見で、国民民主党の玉木雄一郎代表(55)の連絡先を聞いたことを明かし「直接やりとりはできていませんが、近々会うと思います」と、党首間の〝マッチング〟成立を報告した。
玉木氏は3日、国会内での定例会見で「代表になられたので、一度率直にお話をしてみたいなと思います」と、吉村氏について言及。吉村氏も同日、X(旧ツイッター)でニュース記事を引用し「玉木さん、今週末、東京に行くので、喫茶店でお茶でもしませんか?」と呼びかけていた。
この日の囲み会見で、吉村氏は「言うてみるもんで、発信した後にレスもありました。玉木さん側から連絡先を聞きました。発信して届いたんだと思います」と〝お茶の誘い〟に玉木氏サイドから反応があったとした。
コロナ禍にSNSを通じてやりとりはあったものの、会ったことがないという2人。「ざっと野党を見渡すと、近いのは国民民主党。考え方が近いと思っている。一度、率直に話をしてみたいと思います。選挙協力うんぬんとか込み入った話をするも何も、まだ知らないので…。一度率直に話をしたい」と笑顔を見せた。
今週末こそスケジュールが合わなかったものの、玉木氏との〝喫茶店党首会談〟に期待をふくらませる吉村氏は「喫茶店って言わないんですね。『喫茶店じゃないですよ、カフェですよ』って言われて。カフェって言わなあかんのかと思い…。喫茶ブラジルのイメージやから」と、老舗喫茶店の名前を出して記者団の笑いを誘っていた。
(よろず~ニュース・杉田 康人)