がんを闘病していたグラビアアイドルの藤乃あおい(26)がこのほど、2025年1月30日に写真集「ハレテヨカッタ」(講談社)の発売が決定した。これに併せて、復活した「加賀百万石バスト」全開な先行カットも公開された。
2020年夏にデビューするやいなや、DVD第1作がいきなり年間売り上げ1位に輝いた藤乃あおい。大迫力の100cmのバストは出身地の石川県にかけて「加賀百万石のIカップ」と呼ばれ、わずか1年でトップグラドルの座に上り詰めた。しかし2021年の12月にガンが発覚。病巣が手術をすることも難しい位置にあったため一時は「引退」も覚悟しなければならない状況だったという。体重は40キロを切り、自慢だった腰までの黒髪はすべて抜け落ちた。
折れそうになる心を支えたのは「もう一度水着姿をみんなに見てもらおう」というファンへの熱い思い。26歳の若さで死と向き合うほどの経験をした彼女の今作は、アイドルの写真集の枠を超えたストーリー性に満ちたものとなっている。公開された先行カットでは、闘病を経ても「加賀百万石バスト」と称される自慢のIカップ全開なセクシーカットが公開された。
講談社は「ただ明るいだけでなく、時に影のあるカットとの交錯は、彼女のドラマティックな人生を思わせます。反面、そのセクシーさにブレはありません。一糸まとわぬ大胆なボディは妖艶にして無垢、憂いのある表情と屈託のない笑顔の全てから、グラビアアイドルとしての彼女のポテンシャルを感じ取れます。アイドルとして、また女性として、より豊かになった藤乃あおいの現在地を、ぜひご覧ください」とアピールした。
闘病を乗り越えて、写真集発売が決定した藤乃本人のコメントも掲載。「『ただいま』っていうことができるのは、ファンの皆さんが応援してくれていたからです。まだ髪の毛がベリーショートなんですけど似合ってますかね。久しぶりの写真集の撮影は3日間のうち前半2日はずっと雨だったんですけど、それでもこうしてカメラの前に立てることが本当に嬉しくて楽しくてたまりませんでした。ちなみに雨はロケ 3 日目の朝まで降っていたんですけど、現場に着くころに見事にピーカンの青空になって。写真集のタイトルはそのときにスタッフみんなの口から合言葉のように出たこの言葉にしました。皆さんがこんなに私の写真集のことを思ってくれてるんだと思ったら嬉しくて。いま、私は日々の些細なことにも『ありがとう』、って思えるんですけど、そんな感謝の気持ちと、どんどん湧いて出てくる元気を多くの人に感じてもらえたら嬉しいです」と喜びを表現した。
◆藤乃 あおい(ふじの・あおい)1998年9月29日生まれ。26歳。石川県出身。身長158センチ B102 W62H85。2020年7月にグラビアデビュー。その年に出したファーストイメージビデオ『w.a.l.k!』が大ヒットとなり注目を集める。さらに21年度の「グラビア・オブ・ザ・イヤー」でグランプリを獲得。一気にトップグラドルに。しかし2022年の年末、頭部にガンが発見され抗がん剤治療を開始。その治療は困難を極めたが、1年半の闘病生活を経て今回、まさに奇跡的に復活の日を迎えた。
(よろず~ニュース編集部)