「デッドプール」シリーズなどで知られる俳優のライアン・レイノルズ(48)は、父と「とても複雑」な関係にあるという。「現場系の家庭」で育ったというライアンは、20年におよぶパーキンソン病との闘病生活の末、2015年に他界した父とは「シンプルな唸り声」だけでコミュニケーションを図っていたと振り返っている。
ライアンは「バラエティ」に「父との関係はとても複雑だった」と告白。「僕は中流階級の現場系の家庭の出身で、父はクリント・イーストウッドみたいになる世代だった。シンプルな唸り声だけでコミュニケーションをとってたよ」などと語った。
しかし、近年その関係を見直すようになったそうで、「人は自分の話を語るけど、大人になるにつれて、その話に少し疑問を持つ責任があると思う。ここ5年くらい、僕はそれをしてきた。40歳くらいになるまで自分でも気づかなかったけど」とスタンスの変化を語った。「『自分で思うほど父は難しい人だったのかな?』ってよく自分に問いかける。その話は事実とは違うんだ。そんなに白黒でわけられる人はない」と見方が変わってきたという。
ライアンは以前、父の病気がさらに2人の溝を深めたとピープル誌に明かしていた。
(BANG Media International/よろず~ニュース)