ドラマ「私の夫と結婚して」で話題の人となった俳優のナ・イヌが、兵役免除になったと17日、複数の韓国メディアが報じた。
韓国メディアスポーツ朝鮮の取材に応じた関係者は「ナ・イヌは、社会服務要因招集を待っていたが、最近、軍免除になった」と明かしたという。
ナ・イヌは、軍隊身体検査で4級補欠判定を受けた後に入所を待っていたが、兵務庁から招集通知を受けることなく3年が経過、免除対象となった。兵役法によると、4級補欠判定後に3年間招集されなかった場合、兵役免除処分となる。2019年以降、1万人以上の入所予定者が兵役免除の処分を受けており、今年も約1万人以上が、該当処分を受けたとされている。その中にナ・イヌをはじめ、複数の芸能人が同様の処分を受けたという。
ナ・イヌは2021年、ドラマ「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」の主演を務めていた俳優のジスが、過去のいじめ疑惑が浮上しドラマを途中降板、新たな男性主人公として抜擢されたことから、その名が知られた。その後、ドラマ「ジンクスの恋人」「ずっとあなたを待っていました」などに出演。「私の夫と結婚して」で、本格ブレイクを果たした。
軍入隊へのプレッシャーを抱えながら、俳優として活動を続け「私の夫と結婚して」の褒賞旅行へ行く際には、兵務庁の許可を取って出国するなど、兵役法も忠実に遵守。そんなナ・イヌは、現在撮影中のドラマ「モーテル・カリフォルニア」が、入隊前最後の出演作になるのではという噂が浮上していたが、軍免除により、俳優活動の自由を得ることとなった。
(よろず~ニュース・椎 美雪)