俳優のガイ・ピアース（５７）が、大作映画への出演を避ける理由は、「職を失うことを恐れた」重役たちから指示されるのが嫌だからだという。『メメント』などで知られるガイは、２０１３年の『アイアンマン３』以来、大作映画に出演していないが、その製作過程があまりに「大ごと過ぎる」からだと理由を語っている。
ＧＱ誌とのインタビューでガイはこう話す。「職を失うことを恐れた人たちからこうしろと言われるだけのスタジオ映画の意味が見いだせないんだ」「最初の方に、僕がどういう風になるかという話をされたことを覚えてる」「重役の何人かが、『違うな、彼は髪を切って、こうしてこうするんだ』って言ってた」「同じ部屋にいた僕は『なんだって？』って感じだったよ」「それで僕の直感はここで全く意味がないんだと感じた。それは僕にとって致命的だ」
『モンテ・クリスト伯』『タイムマシン』などでハリウッドの型にはめられる経験をしたが、Ｈ．Ｇ．ウェルズの小説『タイム・マシン』を原作とした後者が大コケしたことが、大作映画に背を向ける決め手になったと説明している。
（BANG Media International／よろず～ニュース）