ラグジュアリーな装いで知られる近鉄特急「ひのとり」。今のSNSでは、そんな「ひのとり」の車窓から見える奈良の風景が大きな注目を集めている。
「時空を超えた特急ひのとり。」と一枚の写真を紹介したのは「鉄道ファンの大阪人」さん(@osakaloop_323)。
近代的な車窓から見えるのは金色に輝くすすきの草原、そして平城京のシンボル・朱雀門。千数百年の時空を超えたかのようなその幻想的な風景に、SNSユーザー達からは「平城京がみやこだった期間より、近鉄が走っている期間のほうが既に長くなってるようです 歴史を感じますね」「空飛んでるよーに見えるね(^^)」「雅な場所に電車。不思議な空間ですね。移設やら地下化やら出ていますが、これももはや遺産ではないかと。」など数々の感激の声が寄せられている。大阪人さんに話を聞いた。
--この光景をご覧になったご感想をお聞かせください。
大阪人:近代的な車内とは正反対な歴史的な景観が見え、まるでタイムスリップしたかのような気分になれました。
--ひのとりの乗り心地はいかがでしたか?
大阪人:乗り心地は大変よく、とても快適な車両です。
魅力は、ひのとりのコンセプトである「くつろぎのアップグレード」を非常に高いレベルで具現化している点です。全席にバックシェルを設置し、後方の乗客を気にすることなくリクライニングが可能です。
また、レギュラー100〜200円、プレミアム300円〜900円ほどの比較的安価な追加料金で利用でき、車内のカフェスペースで挽きたてのホットコーヒー等がいただける点もいいと思います。
--反響へのご感想を。
大阪人:写真は一切加工しておらず、撮ったままのものをなんとなく投稿しました。ここまでの反響をいただけるとは思っておらず、非常に嬉しい限りです。
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この風景は近鉄奈良線の大和西大寺駅~新大宮間駅で見られる。筆者もこのあたりの出身だが、非常に美しいオススメスポット。ぜひ多くの方にご覧いただきたいと思う。
(よろず~ニュース特約・中将タカノリ)