昨今、ジョージアの家庭料理「シュクメルリ」や、台湾料理の「ルーローハン」など、世界の郷土料理シリーズで人気を博している牛丼大手チェーンの「松屋」。今回も1月7日から発売を開始した世界の新メニューがSNS上で、「意外な形」でトレンド入りした。
今回新登場したのは、中華料理「水煮牛肉」。牛肉を唐辛子や花椒を使った辛い味付けた料理で、マーボー豆腐などで有名な四川料理の代表的なもののひとつだ。読みは「みずにぎゅうにく」ではなく、本場にならって「シュイジューニューロー」とのこと。
8日には「松屋の水煮牛肉」の文言でSNSトレンド入り。おいしさももちろんのこと、話題になっているのは「多すぎる唐辛子の量」。ネット上では「完食したけど頭から滝のように汗が出る」「チェーン店にあるまじき量の香辛料が入ってる」「食べ方の正解ある？」と、あまりの本格っぷりに驚く人が投稿を続けた。
これに対して、ネット上の有識者は「水煮牛肉は完食するものではないです」と注意喚起。「汁の中から肉や野菜をすくって食べて汁は残す。中国人もそうする。その食べ方に合わせてバランス作ってる料理なので汁はとても食えたものではない辛さと味の濃さ」と、本場でも具だけを食べる料理であることを示唆した。このありがたすぎる投稿には「日本人だからどうにか完食できないものかと考えてしまいました」「知らなかったら無理して汁も飲んでいたかも」「（公式も）スープは香りと具を楽しめと書いていますね」と感謝の言葉が集まっていた。
（よろず～ニュース編集部）