JRAの武豊騎手が15日、自身の公式サイトを更新。13日に中京競馬場で行われたシンザン記念で、騎乗馬が斜行したため、騎乗停止処分を受けた心境を明かした。
「大きなペナルティ」と題して「皆さんすでにご承知と思いますが、シンザン記念の最後の直線の外斜行で1月25日から2月2日まで、実効9日間の騎乗停止処分を受けました」と書き出し、「動き自体は大きいものではありませんでしたが、さざなみが広がるような形で影響が広がり、結果的に多くの人馬とその関係者にご迷惑をおかけしてしまいました。また、騎乗停止の間に依頼をいただいていた関係者の皆さんにも、謹んでお詫びを申し上げます」と謝罪した。
約5年半ぶりの処分に「大きなペナルティを科せられるのは19年6月の安田記念でロジクライが斜行したことで実効1日の騎乗停止処分を受けて以来です。約9日間の騎乗停止となるといつ以来か思い出せないほどで、胸にズシンと響くものがあります」と胸の内を記し、「事象が起きた直後、ペナルティはもらうなとすぐに思いましたが、これほどの重いものになったのは正直に言わせてもらえれば意外でした」とつづった。
続けて、「今週末の騎乗は大丈夫なので、メンタルを立て直して週末は中京でしっかり乗ります。メーンの日経新春杯は、好スタートを切っている武幸四郎厩舎のタッチウッドが相棒です」と気持ちを切り替えていた。
(よろず~ニュース編集部)