牛丼チェーン大手「松屋」は17日、人気メニュー「シュクメルリ鍋定食」を28日より期間限定で発売することを発表した。
シュクメルリはジョージアの郷土料理で、鶏肉をガーリックの効いたホワイトソースとチーズで煮込んだ逸品。「世界一にんにくを美味しく食べるための料理」とも称される。
2019年12月のテスト販売を経て、20年1月に全国販売を開始すると、期間限定ながら大きな話題に。同年夏、復活してほしいメニューを選ぶ「第2回松屋復刻メニュー総選挙」で1位を獲得し、21年1月に期間限定で復活した。23年夏の「第3回―」で2連覇を達成し、24年2~3月にかけて2度目の復活。一部店舗で売り切れが発生するなど人気を集めた。
同年6月には日本フードアナリスト協会が主催する食品・食材評価制度「ジャパン・フード・セレクション」のスペシャリテ部門で、最高賞にあたるグランプリを受賞した。当時、松屋を展開する松屋フーズの広報担当者はよろず~ニュースの取材に「再販は予定しております」と回答。言葉通り、3度目の復活を果たしたかたちだ。
さらに、同グランプリ受賞を祝して「松屋復刻メニュー総選挙」において「殿堂入りメニュー」と認定。松屋公式サイトによれば「今後は復刻メニュー総選挙にかかわらず、季節のメニューとして定期的に販売させて頂く予定」としている。
ネットでは「今年もこの季節がやってきた、通います」「うおおおおおシュクメルリ!」「シュクメルリ鍋キター」「今年も行くぜ」「よし来た!」「松屋で28日からシュクメルリが食えると今知り、めっちゃテンション上がってる」などの声が寄せられている。
今回の再発売と同時に、冷凍食品「シュクメルリ冷凍個食パック」も新発売する。
(よろず~ニュース・藤丸 紘生)