ドライバーへの注意喚起のために、通学路などに設置されている飛び出し坊やの看板。
今、SNS上ではそんな飛び出し坊やが大量に設置された街並みが大きな注目を集めている。
「ちくしょう、飛び出し坊やばかりではないか。」とその模様を紹介したのは日本の島巡りを趣味にしている百島純さん(@momoshima_jun)。
ほとんど一軒ごとに飛び出し坊やを設置している山裾ののどかな住宅街。
SNSユーザー達から
「車の教習所にあったシミュレータに似た景色があった気がする。すげぇ理不尽な動きで当たりにくるやつ。」
「早く倒さないと合体して手強くなるので気をつけて下さい」
「ここだけなんです。。ある日帰省したらこんなことに、、しかも空き家の横にもあったりとか、ほんとは誰かとびだしそうなとこにはなかったりとか、、駅の反対方向には全くないし、意味不明です。」など数々の驚きの声や情報提供が寄せられる今回の投稿について、百島さんに話を聞いた。
ーーこの写真はどちらで撮影されたものでしょうか?
百島:飛び出し坊や発祥の地・滋賀ではないかと思われた方も多いですが、実際は奈良県天理市です。自転車で集落巡りをしている際に偶然発見しました。何気なく走っていたら飛び出し坊やが幾つも視界の端に流れていくので、「え、多くない…?」と思いました。
ーーなぜこんなに多くの飛び出し坊やが設置されているのでしょうか?
百島:偶然見つけただけなので経緯はわかりません。ただ、たまたま投稿を見た地元の方が2024年3月31日に突如として増殖していたことを教えてくれました。
ーー反響へのご感想を。
百島:「『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』で見た」というコメントが多かったのですが、私は観たことがないのでどういうシーンで出てくるのかずっと気になってます。あと「ガンシューティングゲームが始まりそう」というのもなるほどと思いました。今までの投稿の中で一番コメントがついたので、皆さん飛び出し坊やが好きなんだなと。あとこれもコメントで知ったのですが、飛び出し坊やは現在40歳らしいです。
◇ ◇
この地域では昨年3月31日に一斉に約50体の飛び出し坊やが設置されたそうだ。この取り組みが交通事故の減少に繋がってくれるよう願いたい。
なお今回の話題を提供してくれた百島さんは日々、Xやで日本の島や奈良県内の風景を紹介している。貴重なものが多いので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
(よろず~ニュース特約・中将タカノリ)