大阪府岸和田市の永野耕平市長（46）の妻・紗代さん（38）が、18日に配信された立花孝志氏（57）のYouTubeに出演。「今は立候補しようと思っています。前向きに考え始めまして」と、同市議選（26日告示、2月2日投開票）への出馬を検討していることを明らかにした。
紗代さんは2024年12月24日、同市議会から不信任決議を受け、議会を解散した永野氏の会見に同席。記者団から同市議選への出馬の意志があるかどうかを問われ「考えておりません」と答えていたが、一転して立候補に前向きだとした。
政界に「興味があった」とした紗代さんは5児の母であることを明かし、子育て問題に取り組みたいとした。
永野氏は性的関係をめぐって大阪府内の女性から提訴され、同年11月に解決金500万円を支払い和解。岸和田市議会から「説明責任を果たすことは無かった」などとして不信任決議を受け、議会を解散した。
議会解散直後の会見で、永野氏はSNSなどで出回っている女性や大阪府議との関係について、一部を否定。「夫婦でずっとこの問題に対応してきたからです」と紗代さんとともに会見に臨んだ真意を説明した。
紗代さんは会見で「事実をきちんと伝えてたくてここに出てきました。（性）加害はないのに、あるように報道され辛い日々でした」と語った。
市議選後、再び不信任決議が可決され失職した場合、永野氏は出直し選に臨む考えを示している。
市長選が行われた場合、立花氏は立候補する意向を表明。「岸和田市の全体の解説をするような形で行こうと思っている」と、法律に抵触しないよう永野氏を〝支援〟することを示唆した。
NHK党は、同市議選に1人を公認。立花氏は応援演説からの〝参戦〟を予告している。
（よろず～ニュース・杉田 康人）