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斎藤知事 元兵庫県議に関する立花孝志氏のSNS発信への受け止め問われ「詳細は拝見していません」

よろず~ニュース 2025年1月20日 13時1分

 兵庫県の斎藤元彦知事(47)が20日、県庁登庁時に記者団の取材に応じ、斎藤氏のパワハラ疑惑などを告発した文書問題を究明する県議会の調査特別委員会(百条委)の委員だった竹内英明元県議が18日、50歳で死去したことに「大変ショック。痛恨の極み」などと述べた。

 竹内さんがSNS上で誹謗中傷を受けていたことに関連して、記者団から「即時(竹内さんを中傷していた)アカウントを削除するよう知事として要請するタイミングではないのか」との質問が出た。

 斎藤氏は「何のアカウントかが私はわからないんですけれども、SNSについては誹謗中傷など人を傷つける使い方や行為については、すべきじゃないと社会全体がしっかりと冷静に、SNSを使っていくという事が大事」と応えた。

 その上で「アカウントの運用については、アカウントを運用しているプロバイダー、責任者などがしっかり対応していくと思う。我々としてはやはり、県として条例の制定などをしっかり準備していきます。いずれにしても、SNSについては冷静な運営、使い方が大事だという風に考えている」と強調した。

 記者団から「知事選の時に応援していた立花(孝志)さんのSNS上の言動がきっかけとなって(竹内さんへの)中傷が広がるという面があると思うが、立花さんのSNS上での言動について、どう受け止めているのか」と、竹内さんらの情報をSNSで発信していた政治団体・NHKから国民を守る党党首の立花孝志氏(57)について問われた。

 斎藤氏は「私は、立花さんのSNSの詳細は拝見していません。後は個人としての発信、そして政治に携わる方への発信でもある。SNSというものはそれぞれが、理性的に運用されることが大事」と主張を重ねた。

 一部の記者からは「あなたを応援した立花さんの言動が、今回竹内さんを追い詰めたのではないか。自分がそれでもって当選した身でありながら、一般論で話をするのは非常に違和感がある」と厳しく迫られた。

 斎藤氏は「●●さん(記者の名前)のご指摘だと受け止めてますけど、かねてから申し上げている通り、SNSっていうのは誹謗中傷を伝えるものではなくて、やっぱり良い使い方をしっかりやっていくと。社会全体が冷静にSNSというものを使っていくことが大事」と繰り返した。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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